白川昌生 ダダ、ダダ、ダ 地域に生きる想像☆の力

日曜に行った白川昌生展@アーツ前橋。充実した展示にワクワクした。

展示を見た後に、4年前に制作されたらしいこの映像を見ると、さらりと熱く語る白川さんの言葉が、さらに説得力を持って響いてくる。あのときの前橋の風景から、今、そしてまた4年後の前橋の風景を夢想してみる。

http://vimeo.com/17468037

 

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展示を見たあとに参加したアーチストトークもおもしろかった。

沼垂ラジオ(「にいがた水と土の芸術祭2012」で白川さんが小野田賢三さんとコラボしたアート・プロジェクト)の放送スタイルで小野田さん司会で2時間のトーク(ゲストに三角みづ紀さん)。沼垂ラジオの電波のようなギザギザをデザインしたロゴの文字がいい!!

 

 

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白川さんは1976年にドイツのデュセルドルフへ行き、ヴッパタールに下宿していて、ピナ・バウシュの練習をよく見に行ったらしい。すごい!! ピナと言えば、今週の20日から埼玉芸術劇場でヴッパタール舞踊団の「コンタクトホーフ」が上演される。この作品は1978年初演だから、もしかして白川さんはそれをヴッパタールで見ているかもしれない。すごい!! あとで聞いてみよう。

 

この頃はパリに住んでいた音楽家の土取利行さんとよく会っていたらしい。土取さんは神楽太鼓・打楽器奏者の石坂亥士さんが師と仰ぐ人だ。そして亥士さんは今月の29日(土)にアーツ前橋のカフェでライブをやるらしい。なんかつながってる。ついでに亥士さんには23日(日)には「ハシノマエ演劇祭」で朔太郎橋あたりでわたしと田中美沙子さんと即興セッションをやってもらうことになっている。

 

 

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白川さんのアフタートークのあとは、朔太郎橋経由でベイシア文化ホールへ。300人の大コーラス隊プロジェクト「シングアウト!ロッカーズ」に「ハシノマエ演劇祭」を企画したミュージカルユニットcaboのみなさんがゲスト出演するので。大人数のコーラスは迫力がある。わたしの好みとしては、やはり日本人が英語でゴスペルを歌うよりも日本語の歌のほうが心に響く。

 

 

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