こどもの日のダンスダンスダンス

 210日ぶりのブログです。5月5日のこどもの日なので久しぶりにね。でもこどもの日はもう終わりで、パソコンの画面の右上の数字は6日の0時を過ぎてますけどね。今日が国民栄誉賞の授与式だったのは松井の背番号が55だったからなのかな。ところで今どきのこどもは、王選手がホームランを55本打ったことも、コント55号も知らないだろうなぁ。

 今日は昼間に前橋公園あたりを軽くジョギングしてまわったんですけど、天気もよかったし児童遊園地のルナパークはすごい混雑で、各乗り物に長い行列ができてました。臨江閣に続くトンネルを抜けてさちの池が視界に入ると、そこはいつものようにあまり人がいなくて、木陰にぽつんとカップルや家族連れが数組いる程度でとても静かでした。さちの池を通り抜けてその先の利根川の河川敷にある浸水公園も同じくで、こんなに人がいないのに噴水だけは勢いよく空高く舞い上がっていて、上を見上げたら噴水の頂点にちょうど太陽が重なって、あ〜夏のまぶしさだなって、ちょっと思いました。

 もう十数年前のことですけど、ダンスを習っていたころの先生に幼児の男の子がいて、自宅に伺ったときのその子がディズニーの曲に合わせて即興で踊るのを見せてくれたんですけど、30分くらいノンストップですっごく楽しそうにでたらめダンスをめちゃくちゃ踊ってました。あ〜自分もこんなふうに自由に踊れたらなと思ったのをよく憶えてます。

 その子の踊りが今でもわたしのダンスのひとつの目標にもなってるんですけど、なかなかそういうダンスは簡単に踊れるものではないですね。それは子どもっぽく踊るということではなくて、いきいきとした身体の動きとは何なのかということの追求と考えたらいいんじゃないでしょうか。

 いきいきしているということはどういうことなのか。それは踊る人によっても見る人によっても自分の関心があるダンスであるかどうかという好みの問題もあるでしょうし、ダンスの技術というものをどうとらえるかということにも関係してきますかね。

 もういい大人が小さいこどもが踊るダンスにあこがれて技術を磨く努力をすることはなんか矛盾するようなところもあるかもしれませんが、まあ気長に続けて70、80才でそれらしく踊れるようになるような気がしています。

 大野一雄さんのダンスの映像をみると70才くらいのときに踊ったダンスよりも90才を越えてからのダンスのほうがずっといいわけで、そういうダンスをいつかは踊ってみたいと思うこどもの日なのでした。

 あの男の子はもう高校生なっています。ここ何年かは会ってないけど、大きくなってるだろうなぁ。ちなみにその子は小学生のある時期までダンスの先生であるお母さんのダンスクラスを受けていたようですが、結局アカデミックなダンスには興味が持てなかったようで、今はダンスはやってないです。