リオオリンピックが終わるよ

 

I’ll be youy hero

君だけのためのhero 

どんな日もそばにいるよ

 

安室奈美恵が歌うリオオリンピックのNHKテーマ曲。この2週間で何十回も聞きました。

 

オリンピックも終わりですけど、冒頭のフレーズのように多くの人がそれぞれに特定のアスリートを自分だけのheroやheroineとして思いを寄せたことでしょうね。

 

中国の飛び込みの選手が表彰式でプロポーズしたのが話題になりましたが、I’ll be youy hero!!と中国語でささやいたんでしょうか。

 

いずれにしても〝I’ll be youy hero〟とストレートに言えちゃう人は世の男性諸氏の中でどれくらいいるのかな。

 

芸能人なんかも自分のファンに対してそういうメッセージをさらり言えちゃうんでしょうね。まあそういう資質を持った人が芸能人になっているんでしょうけど。

 

アスリートでも、芸能人でもなく、プライベートでも〝I’ll be youy hero〟とストレートに言えないようなわたしでも一応はアーチストを名乗っているわけで、控えめであってもI’ll be youy heroのスピリットを持ってやっているとは言えるでしょう。

 

20日は昼前後の2時間ほどアーツ前橋のえいめいの展示ギャラリーにいて、親子連れの来場者に個別に対応していましたが、楽器を叩いている子にわたしが合わせて踊ったりするとケラケラ笑ってくれたりして、その子にとってはわたしが一時のプチヒーローになっていたのかもしれません。

 

夜の梅田石鴨宵神楽では亥士さんたちの演奏に乗ってソロやかぐらだぶらの子どもたちとがっつり踊らしてもらいましたが、舞台上では踊るヒーローとして振る舞っていました。

 

結局のところ、何か特別な人でなくても、夫婦であったり、親子であったり、友だちであったり、そういう関係性の中でお互いが相手に対してまたは自分に対して、ヒーローやヒロインを感じる時が日常的にあるんだと思います。

 

そんなことをオリンピックの最終日の中継を見ながらふと思ったのでした。