出演者プロフィール

◉ミュージシャン 

 

 

石坂亥士 Ishizaka Gaishi

 

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1971年群馬県桐生市生まれ。神楽太鼓・打楽器奏者として神社、クラブ、即興演奏、演劇、舞踏といった様々なシーンで活躍中。ミルフォード・グレイブスや師匠である土取利行氏の影響を受け、神楽太鼓を主軸に世界各地の民族打楽器を自由に操る独自のスタイルでライブを展開。2012年にカナダで上演された多国籍演劇集団アユリテアトルの『ある阿呆の一生』では音楽家として参加し、ドラ・アワード・インディペンデント部門最優秀サウンドデザイン賞を受賞。

https://dragontone.wixsite.com/gaishi-ishizaka

 

 

 

 

KPC ケーピーシー

 

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打楽器奏者。20代からセッションドラマーとして活動後、ジェンべと出会い、アフリカントラディショナルを学ぶ。ジャズドラム的技法やアフリカンを根源に置いたインプロバイザーとして、様々な演奏形態、多様な楽器を駆使した活動を行っており、過去にフリーセッションイベントを主宰していた経験からダンサーやパフォーマー、非ミュージシャンとの共演も多い。

http://drummerdjembe.blogspot.com

 

 

 

 

塩島光弘 Shiojima Teruhiro

 

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ギタリスト。14歳でギターと同化。当時から原始的な即興演奏も始める。後にベースに転向して地元でバンドマンを経験。29歳でギターに戻り、即興演奏を極める日々が始まる。その後、即興演奏家としてのオリジナリティーの確立を目指し、20数年間を費やし、即興演奏の根幹を体得する。今は、次の段階の表現、演奏を日々、実験、模索し続けている。即興演奏はライフワーク。

 

 

 

 

HIROAKI WATANABE aka PSYCHOGEM

 

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群馬県太田市生まれ。1990~91年に渡英した時の体験が引き金となりDJを目指す。帰国後、都内でDJ活動をスタート。1995年に拠点を群馬に移し、国内外のDJを招いたイベントを主催。同時に自らのDJ経験も積んでゆく。その場に合わせた瞬発的かつユニークな選曲&ミックスで、ジャンルの垣根を飛び超え様々な人々を魅了している。2009年、 PSYCHOGEM名義でデビューアルバム "NU BALANCE" をリリース。アナログ盤でリリースした12inchシングルは国内外の著名DJにプレイされた。

 

 

 

◉ダンサー

 

 

Abe “M” ARIA アベ・エム・アリア

 

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エネルギーの暴走。壊れた電気仕掛けの人形のごとく即興で踊り狂う、独自のスタイルを貫き通す異色のダンサー。前橋市出身。高校在学中、創作ダンス部で踊り始める。その後上京し、様々な舞踏家・ダンサーのワークショップへの参加を経て、即興で踊ることをメインとした独自の稽古を開始。路上でも頻繁に踊り始める。ソロで国内外の様々なフェスティバルやダンス企画に参加する他、2011年からはダンスユニット "POP HEADS!" でも活動している。2018年3月より前橋市在住。

http://www.milmil.cc/user/abemaria/ 

 

 

 

 

岡田智代 Okada Tomoyo

 

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1956年生まれ。幼少より踊る。大学卒業後ダンスから離れ、三児の母となって後、再び踊り始める。2005年トヨタコレオグラフィーアワードのファイナリスト。ソロ活動の他、ジェローム・ベル、多田淳之介、捩子ぴじん、FAIFAI、山下残などの作品に出演。近年は演劇公演にも幅を拡げ、柴幸男作品に出演。静謐な時間と炸裂するエネルギーを併せ持ち、日常的な身体に目を向け生きるように踊る。来春モモンガ・コンプレックスの新作公演に出演。

http://odorumum.net

 

 

 

 

政岡由衣子 Masaoka Yuiko 

 

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1986年大阪生まれ。8歳よりクラシックバレエを山本小糸、合田祐子に学ぶ。2005年~2009年にオランダに留学し、コダーツロッテルダムダンスアカデミーを卒業、ディプロマを取得。帰国後、向雲太郎、白神ももこ、長塚圭史などの作品に出演。2014年より黒田育世主宰のダンスカンパニーBATIKにダンサーとして参加。また、大学在学中より自身の創作も行い、2018年8月には新作ソロ「あけぼの」を地上波第四波にて発表。

 

 

 

 

山賀ざくろ Yamaga Zakuro

 

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前橋市出身在住。ダンスを踊り、たまに歌手、俳優。そのいい具合に力の抜けたダンスは、老若男女、世代を問わず魅了する。〝対話するように踊る〟をモットーに、0歳児から100歳のお年寄りまで、誰とでもつながれるダンスを目指している。自身が踊ることの他に「アバンギャルズ」「おとなの遊戯」「フィジカル・センセーション」等の企画をプロデュースするなど、地元の舞台芸術シーンに静かに浸食中。「かぐらだぶらプロジェクト」メンバー

http://yamagazakuro.com/news.html

石坂亥士×山賀ざくろ こども&親子向けワークショップ 2018.10.6 打楽器叩いて、ダンスして、からだで遊ぼう!

 

打楽器を叩いて音を出したり、ダンスの動きをマネしてみたり、

自由にからだを動かす体験をしてみましょう!

石坂亥士と山賀ざくろがやさしくナビゲートします。

 

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       石坂亥士(左)  山賀ざくろ(右)    photo: KIGURE Shinya

 

 


石坂亥士×山賀ざくろ 親子でワークショップ ダイジェスト (2018.2.11 アーツ前橋『公園デビュー』展)

 

日時:10月6日(土)14:00~15:00(13:45受付開始)

会場:前橋市第一コミュニティーセンターホール

対象:幼児(年少以上)・小中学生・親子

参加費:1人500円(見学無料)

 

※こどもだけでも、親子での参加も大歓迎!(親御さんの見学可)

 

※このワークショップは、今後も月イチペースで定期的に実施する予定です。その最初のワークショップですので、お試し感覚でお気軽にご参加いただけたらと思います。

 

申し込み:参加者全員の氏名、性別、お子様の年齢、メールアドレス、電話番号を記入の上、zakuro@smile.ocn.ne.jp宛にメールでお送りください。参加費はワークショップ当日に会場でお支払ください。

 

◇ 会場アクセス ◇

前橋市第一コミュニティーセンター(前橋市立桃井小学校併設)

〒371‐0026 前橋市大手町二丁目16番4号

 

*交通案内 

JR前橋駅より徒歩20分、上毛電鉄中央前橋駅より徒歩20分。

路線バス:JR前橋駅北口1番のりばから乗車、約6分「市役所・合庁前」下車、徒歩2分。マイバス「南循環9・県庁前」下車、徒歩5分。

 

*駐車場

桃井小学校校舎下1階駐車場(出入口北側)

 

 


太陽の鐘オープニングイベント パフォーマンス|2018.3.31

  

このワークショップは10月21日(日)に開催する音楽とダンスの即興セッション『おとなの遊戯2』の関連企画です。

 

21日のセッション開始前の30分は〝こどもダンスタイム〟としてフロアを解放します。出演アーチストとみんなでいっしょに踊りましょう。こどもの気分になって踊れるおとなの人も参加OKです♡

 

↓『おとなの遊戯2』フライヤー

http://yamagazakuro.com/pdf/otona-yugi2.pdf

↓『おとなの遊戯2』Facebookページ

https://www.facebook.com/otonayugi/

 

 

3月31日(土)太陽の鐘オープニングイベント

 

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昨日開催された太陽の鐘オープニングイベントでのパフォーマンスは無事に終了いたしました。出演した子どもたち、指導と共演の石坂亥士さん、上野賢治さん、天田有美先生、関係者のみなさん、スタッフでサポートしてくださったみなさん、お疲れさまでした&どうもありがとうございました。

 

お天気にも恵まれ、太陽の光を全身に浴びながらのパフォーマンスになりました。午前中に始まった植栽イベント、正午からの式典、我々のパフォーマンス、そして太陽の鐘つき。飲食のブースも出ていて、太陽の鐘周辺は一日中たくさんの人でにぎわっていました。

 

パフォーマンス終了後には太陽の鐘の前で出演者全員で記念撮影をしました。みんな左側に顔を向けているのは、50名以上の保護者のみなさんが写真を撮っている中で、上手側でスマホで撮影していた中村ひろみさんがひときわ通る声で〝みんなこっち向いて!〟の一言に反応してのことです(この写真は坂川善樹さんに撮っていただいたものです)。

 

それにしても出演してくれた子どもたちは春休みに入ってからのわずか4日間の練習で本番にのぞんだわけで、児童文化センター演劇クラブの子どもたちは初めての即興ダンスを大勢の観客の前でやったのでちょっとビビってた感がありましたが、よく頑張ってくれました。群大付属小合唱団の子どもたちは1週間前に指導の天田先生とわたしとのやり取りで仕上がったばかりの新曲を最初の練習で歌詞をほとんど覚えて歌っていたので、子どもたちの記憶力に感心しました。

 

オファーを受けてから本番まで時間の余裕がなかったので、正直気を揉むところもありましたし、十分とは言えない練習回数で本番の日を迎えた子どもたちには戸惑いや消化しきれないところもあったでしょうが、それぞれに春休みの記憶に残る体験になったことと思います。

 

合唱団には20名ほどの6年生がいて、これが最後の団員として出演だったわけで、演劇クラブにもこれでひとまず退団する子もいて、控室にもどって子どもたちのお別れの瞬間に立ち合ったりもして、ちょっとしんみりとさせられもしました。

 

太陽の鐘をテーマにしたオリジナルソングを作って子どもたちが歌うアイデアは、今回のパフォーマンスを企画するにあたり最初に思いつきました。まずはわたしがベースとなるメロディを作って天田さんに投げかけて、合唱団の子どもたちと太陽の鐘の設置工事中の現場を見に行って思いつく言葉をピックアップするワークを経て、天田さんに作詞と追加のメロディとピアノの伴奏を作ってもらい、ふたりで部分修正をしながら完成させました。本場での歌唱映像はまだ手元にないので歌詞だけ紹介しておきます。

 

♪ 太陽の鐘

 

青い空高く 鳥たちが遊ぶ

水と緑 そよぐ風 太陽の光

ここから 何かが始まる

ここから 新たに生まれる

この鐘の音が この前橋に

勇気をくれるよ 

 

わき上がる力 まちじゅうに広がる

わき上がる思い 吹き抜ける風運ぶ

はずむ心 ときめいて

希望の光 かがやく

 

太陽の鐘が鳴り響く

夢を乗せて あなたのもとへ

太陽の鐘が鳴り響く

遠く 遠く だれかのもとへ

未来へ届く 明日芽吹くための力

明日芽吹くための力

ラララ ラララ ラララ

 

前橋めぶくフェス                    11/4-5 フィジカル・センセーションのタイムテーブル

 

中央イベント広場ステージや中心商店街のあちこちで繰り広げられる芽吹きのステージ。

いろいろなジャンルのバラエティに富んだステージをお楽しみください。


11月4日(土)タイムテーブル
 
  =中央イベント広場ステージ=           =中央通り=
11:00 - 11:40 前橋商業高校吹奏楽部  
                    11:40 - 12:00 前商吹奏楽部パレード
12:00 - 12:40 サーカスショー1回目   
                    12:40 - 13:10 ぽこブヨ~ダン1回目
13:00 - 13:30 バリ・ガムラン     
                    13:30 - 14:10 トンデ空静
14:30 - 15:10 サーカスショー2回目  
                    15:10 - 15:40 ぽこブヨ~ダン2回目 
                    16:00 - 16:20 白い人たち1回目 
16:30 - 17:10 サーカスショー3回目   
                    18:30 - 18:50 白い人たち1回目
 
11月5日(土)タイムテーブル
 
   =中央イベント広場ステージ=            =中央通り=
                    11:00 - 12:00 木馬祭り* 
                    11:40 - 12:00 白い人たち1回目 
12:00 - 12:40 サーカスショー1回目  
                    12:40 - 13:10 ぽこブヨ~ダン1回目 
                    13:00 - 14:20 木馬祭り*  
                    13:20 - 14:20 白い人たち1回目 
                    13:30 - 14:10 トンデ空静
14:20 - 15:00 サーカスショー2回目   
                    15:00 - 15:30 ぽこブヨ~ダン2回目
16:20 - 17:00 サーカスショー3回目  
 
                    *木馬祭りは駅家ノ木馬祭り実行委員会主催
 
前橋商業高校吹奏楽部:34人の部員が出演。ステージでの演奏の後には中央通りをパレードしながら演奏。
 
◎サーカスショー:5組6名が出演。ジャグリングやアクロバットなどを披露(4日、5日 で一部出演者が異なります。

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◎モンドノーボぽこブヨ~ダン:2名によるお人形の音楽隊パレード

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◎バリガムラン:日本人によるバリ島の伝統音楽と舞踊
 
◎白い人たち:ユーモラスで不思議なパフォーマンス
 

先週は特別擁護老人ホームえいめいでワークショップをして、今週は民族舞踊ワークショップと琵琶の響きと平家物語の世界を受講。

 

10月はザハーロア&レーピンの公演で超久しぶりにバレエを、Optoで渡辺レイ、小㞍健太、湯浅永麻らによるヨーロッパ仕込みのバリバリのコンテンポラリーダンスを拝見しました。

 

関係筋によるとレーピンは温泉好きなので今年も前橋公演が実現したらしいです。草津温泉に何度も来てるとか(本当か?)。去年公演があった札幌と名古屋が今年はなくて、前橋と東京の2ヶ所だけだったのはそういう理由によるものだったようです(本当か?)。この公演に出演した女性ダンサーはザハーロアひとりでしたけど、タイプの異なる作品をいとも簡単にこなしてるように見えて、それはそれですごかったのだけれど、共演の4人の男性ダンサーがこれまた体型もダンスも四人四様で、ロシアバレエの底力を見せつけられた公演でした。

 

Optoはスタイリッシュな3作品。まあみんな早いテンポでよく動く。バンバン踊る。湯浅永麻さんは小柄だけれど、腰の据わったダンスですごみがありました。昨年のさいたまトリエンナーレの企画で、古い日本家屋できつねの面をかぶって踊ったソロダンスがインスタレーションも含めて印象的でした。

 

もうだいぶ前から欧米で生まれたダンスより日本やアジアの舞踊に興味が移っていて、踊りだけでなく、やっぱり自分は日本人でもあるし、日本の伝統芸能や民俗芸能が生まれた歴史などにも興味が向いています。

 

前橋にいると日本の伝統芸能に生で触れる機会がなかなかないんですけれど、今週は来週末の準備の合間を縫って、鼓動名誉団員の小島千絵子さんの民族舞踊ワークショップと女優で薩摩琵琶演奏家の川嶋信子さんによる「琵琶の響きと『平家物語』の世界」と題した県立前橋清陵高校での特別公開授業に参加してきました。

 

小島さんのワークショップでは3種類の踊りを習いました。即興メインのわたしには決められた振付を踊ることは、お手本通りにできているかいないかがすごく気になってしまうんですけど、日本的な所作を体感しつつ自分の踊りに活かせるところもあるので、こういう踊りにはもっとアクセスする必要があると思っています。

https://www.facebook.com/ラカカレン-小島千絵子-民俗舞踊ws-群馬-132689927469198/

 

川嶋信子さんの公開授業は清陵高校の生徒の古典の授業の一環として一般の人にも公開したもので、生徒が教室の前のほうの席に座りわたしたち一般の人たちは後方の席に座って聴講するスタイルでした。休み時間には生徒が廊下を歩いているし、こうして高校生と一般の大人が混在している教室で琵琶の演奏や語りを聴くのは新鮮でした。

 

川嶋さんの琵琶の演奏と語りは、ばちで弦をはじく一音一音に存在感があり、一息で一節を歌いきる肚が座った語りの妙技に聴き入りました。

http://www.igoo.info/schedule_det.php?d=2209

 

石坂亥士さんの神楽太鼓のように日本的でありながら独特のグルーブ感のあるホンモノの演奏と通じるものあるなとふと思うに至ったのでした。

 

琵琶演奏家でパンキッシュな出で立ちが個性的な西原鶴真さんは西洋音楽家とのコラボも積極的にやっていて気になる存在です。

https://www.youtube.com/watch?v=IIgO_iR8cZA

 

亥士さんとは来週11/3に『おとなの遊戯』でまたいっしょにやりますが、先週の10月20日に月イチ程度のペースで行っている「特別擁護老人ホームえいめい」でのワークショップがありました。

 

この日は亥士さんが「今日は神楽太鼓を担いで練り歩きでやる」というので、「お面とかあったらいいですよね」とわたしが言ってみたところ、ちょうどいい具合に施設におかめとえぶすさまのお面があったので、試しにふたりでかぶってやってみたのでした。

 

おかめの起源は、日本神話の女性、日本最古の踊り子であるアメノウズメであるとされるようですが、今回はアメノウズメが乗り移ったかのように、亥士さんの神楽太鼓がいい塩梅に鳴り響く中、いつも以上にわたしははっちゃけて踊ってました。

 

 

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以下の2枚の写真は先月の様子ですが、こうして亥士さんとお年寄りがいっしょに神楽太鼓を叩いたりすることもあり、相互のコミュニケーションをとりながらワークを進めています。アーツ前橋「表現の森」の特設サイトにえいめいでのワークショップのレポートが掲載されています。

https://www.artsmaebashi.jp/FoE/projects/project01/

 

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介護士さんの話によると、特養の施設にいるお年寄りの方は程度の差こそあれ認知症を患っている方が多数を占め、また、短期記憶すら保持できない方が多いようで、我々がやったことを憶えている方は70~80名ほどの利用者さんの内の10名程度ではないかということでした。

 

確かにお年寄りに近づいて踊ったり声をかけたり、身振り手振りをしながら様子を伺ってみると、笑ったりしゃべったりのはっきりとした反応を示してくれる方がいる一方で、無表情でまったく反応のない方もいらっしゃいます。

 

そのような目に見えて反応を示さない方にも、亥士さんの叩き出す太鼓や打楽器の音や音波はお年寄りの方たちの耳や皮膚や身体に届いているはずですし、ちゃちゃを入れるわたしの動きが目に飛び込んでいると信じて次回も訪問したいと思っています。

 

11月はお休みで12月に伺うので、次回は🎅サンタ神楽にしようか!などが案として出ましたが、さてどうなることやら、、、

 

バイバイ遠藤賢司さん

遠藤賢司さんの♪カレーライスのライブバージョンを2007年に泉太郎さんとのコラボで初演した作品『天使の誘惑』で使わせてもらいました。

https://www.youtube.com/watch?v=EhHYFwTIy9U

 

2009年に前橋のF-ritz art centerで遠藤賢司さんのライブを見に行ったとき、「自分のダンス作品で遠藤さんのカレーライスを使わせてもらったんですけ見てください」と伝え『天使の誘惑』のDVDを渡したらニヤっとしてたなー。遠藤さんDVD見てくれたかなー。

http://www.f-ritz.net/news/library-6.html

 

9月9日(土)舞踏と演劇2本鑑賞

 

前橋三中の後輩の松原東洋くんが中之条の神社の神楽殿で舞踏を踊る。なんかちょっと心がくすぐったくもありつつ白塗りの東洋くんの姿を目で追う。Makoto氏制作の白い「人間の抜け殻」との対峙。東洋くんとわたしはだいぶ年が離れているけれど、まさか同じ中学の後輩に舞踏家になった奴がいたとは4年前までつゆ知らず。そして石坂亥士さんの神楽太鼓と蝉の音がいい塩梅に神楽殿を囲む杉の木立に混じり合う土曜の昼下がり。日曜も午後4時と6時に。

http://nakanojo-biennale.com/event/codice-n-b

 

 

午前中は群馬会館にて高校演劇の地区大会初日の一番手に登場(9:20開演!)の共愛学園の「シェルター」を観劇。男子演劇部員によるオリジナル作品。前作同様例によって一頃のチェルフィッチュのような動きをしながらの男子女子のモノローグが続く。一転ひとりの女子が登場し舞台中央で今度はカラダを動かさずひじょうにゆっくりと台詞を話す。こんなシュールな作品を創った彼は上演を部員に託し現在カナダに留学中らしい。帰国後は英語で脚本を書くのだろうか。いや書いてほしい。上演もしてほしい。

http://gunkouen.fan-site.net/ken/tiku/chu.html

 

 

中之条から帰って一休みして、午後6時からレンガ蔵にて今度は大人の男女の芝居。幕間の休憩時間に淡々と連絡事項を伝えるスタッフさんの物言いで現実にもどされる。女性国会議員のプライベートな不倫問題を大げさに報道するマスコミに惑わされるよりも、ディープな男女の物語の世界に身を置くほうがどんなに豊かな時間を過ごせることだろう。フィクションと現実のどっちに真実はあるのか。舞台美術と小野田賢三氏のインスタレーションとの対比も見どころのひとつ。レンガ蔵での芝居は日曜は午後2時から。

https://www.facebook.com/events/1207260239420842/?fref=ts

 

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