off-Nibroll最終日|県庁昭和庁舎|大野一雄|アイスココア|日本の踊り

 off-Nibrollの矢内原さんと高橋さんの前橋滞在最終日となった日曜日は午後1時から県庁昭和庁舎前の芝生広場で「ダンスで時計」の映像素材として、パフォーマンスの出演者による冒頭のダンスシーンを撮影。今回ナイスキャラをいかんなく発揮してくれた高3の戸丸くんは午前中に赤城山までママチャリでトレーニング走行をしてきての参加。10数名参加して2位だったとか。道を間違えず、大物になってほしい。でも道を間違えそうな気もする。

  昭和庁舎3階正面にある正庁の間は1999年の大晦日とその前日の2日間、大野一雄氏の公演があったところ。そのときわたしはボランティアスタッフとして公演のお手伝いをしていて、しっかり大晦日の本番もみせてもらった。仮設の客席最後部に立ってみていて、終演後についブラボーと数度叫んでしまったのを憶えている。県庁前は車でよく通るけれど、こうして芝生の上に立って昭和庁舎を見上げるとあのときの記憶がよみがえってくる。(今週は東京で川口隆夫さんが「大野一雄について」を踊るらしい。)

  その昭和庁舎を背景にしての撮影。今回の作品のリハーサルに入る前は、まさかこんなアップテンポのリズムで出演者のみなさんといっしょにヒップホップな振付を踊るなんて思っていなかったのだけれど、これで最後なので芝生をガシガシ踏みつけてのキレのいいダンスを試みる。どんな映像作品に仕上がるのか。土曜の公演終了後にも来場者の方を対象に撮影をしていて、この一週間でたくさんの人の映像が撮れたようだし、10月のグランドオープンのときのお披露目が楽しみ。

  撮影終了後は近くのコーヒー屋さんでみなで打ち上げお茶タイム。わたしはアイスココアを注文。この夏初のアイスココア。わたくしココアが好きなんです。だから愛すココア。なんちゃって。月曜からはいつもの日常。お盆も近いし、日本の踊りについて考えよう。夜に外でろうそくを点した提灯の明かりで静かに踊るとかいいかもしれない。誰かいっしょに踊りますか。